ThinkPadは紙媒体には出てこない?
現在、UQコミュニケーションズがJR京浜東北線の電車1編成を貸し切ってアドトレインを走らせています。トレインビジョンや中の広告が全てUQ WiMAXの宣伝一色です。UQ WiMAXに対応したWiMAX内蔵ノートPCの広告もあって、Lenovo代表として、先日ようやく受注を開始したThinkPad T410sがでています。
さて、そんなThinkPadですが、このT410sの登場に合わせてかは分かりませんが、Webメディアで記事がちらほら出ています。
“歴代最高キーボードとCore i5の最強コンボ”な「ThinkPad T410s」を楽しむ(ITmedia +D PC USER)
【山田祥平のRe:config.sys】今、ThinkPadを選ぶ理由(Impress PC Watch)
Webメディアでは、このように、時々ThinkPadが紹介されることがありますが、
紙媒体のPC雑誌でThinkPadを大々的に特集することは事実上皆無に近い様な気すらします。
ThinkPadはまずもって「ビジネスPC」という位置づけであって、メインターゲット層は中規模~大規模法人、あるいは「プロシューマー」(コンピューターに詳しい個人)に絞っているものです。最近でこそ、個人やSOHOのためにEdgeシリーズを立ち上げたり、個人利用も念頭に置いたX100eが登場したりもしています。それでも、繰り返しですが、紙媒体のPC雑誌でThinkPadが特集に出てくることはあまりありません。これは個人的には由々しきことなのでないか、と思っています。ターゲット層を考えれば、Web媒体でリーチできれば良い、と思っているのかもしれませんが....
Lenovo的にはIdeaシリーズが個人向けには売れれば良いのでしょうが、
不景気の今だからこそ、日本で開発され、品質に重きを置いたThinkPadをもっと衆目に触れさせる努力を惜しむべきではないと思っています。
もっと多くの人に、ThinkPadの良さを知ってもらえる、体感できる場をLenovoは設けてくれると嬉しいなあ、と思ういち信者でした。
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