GS02と過ごして。
AppComingの中の人からのご好意で約2週間GS02(
イー・モバイル /
Huawei)をお借りしていました。既にAppComingの中の人に端末は返却済みで、次のモニターさんの手に渡っている…はずです。
それはさておき、以前同じくお借りした
007HWと比べると、中のソフトウェアのカスタマイズも良い感になっていて(
特にロック画面)、大変使いやすくなり、使う上でのストレス的なものも減ったように感じます。
それでも、若干気になる点はありました。今回の記事は、そのことについて書いておきたいと思います。
■バッテリー容量が大きすぎることの「落とし穴」
バッテリー容量が大きいことは良いこと、なんですが…
GS02のウリであるバッテリー容量。このおかげで、外出先でWi-FiテザリングをずっとONにしていても、バッテリー切れそうで大変なことになる、という事態をずっと回避することができました。
が、実家に帰っているときに、
その大容量さが仇になる事態が発生してしまったのです…
実家に帰る際、GS02の充電用ACアダプタも一緒に持っていきました。が、
実際の充電はほとんどThinkPad X200のUSBポートから行っていました。それで気付いたのが、
パソコンのUSBポートから充電した際の充電の「遅さ」です。
Wi-Fiテザリングをオンにしっぱなしで、自前のARROWS Xをはじめとして、数台の無線LAN機器をぶらさげて数時間、ThinkPadにつなぎっぱなしにして「充電」していたんです。そうしたら、
ステータスが「充電中」にもかかわらず、何と全然バッテリー残量が増えず…orz 実家はイー・モバイルが驚くほどの弱電界(UQ WiMAXの方がまだ入る)だったので、3G側の無線通信で大量に電気をつかってしまったせいもあるかもしれませんが、「ここまで電気食うのか…」と驚いてしまいました。
繰り返しですが、付属のACアダプタを使えば、そこまで充電が遅くなることはありませんし、USB給電能力が高いパソコンであれば、こんな残量がいくら待っても増えない、なんていう事態にはならなかったと思われます。
Wi-FiテザリングをするときはAC給電がいいんじゃないか、とふと思ったりもしました。そもそも、充電しながら使おうとするな、って意見もあるかもしれないですが…
■何で同じメーカーなのにシステムキー配列が…?
何で配列違うの…?(上がGS02、下が007HW)
予想以上に戸惑ったのが、
同じHuawei製端末であるはずの007HWとのシステムキー配列の違いです。何と
メニューキーとホームキーの位置が逆になっているのです。同じメーカーの、リリース時期が近い端末なのに…
滑りすぎてシステムキーを誤って押してしまうということはあるものの、
007HWの配列は、多くのAndroid端末とほぼ一緒なので違和感は全く感じないのですが、
GS02の場合は位置が逆になったせいで、誤操作が多発…GS02が初Androidスマホであれば、そこまで違和感を感じないのかもしれませんが、ちょっとここについては、Huaweiの偉い人に、何故逆になっているのかとか、Huaweiとしては今後どっちの配置で行くのか小一時間(
というわけで、細かい点まで見るとあれれ、と思うことはあるものの、実際に使ってみると「Huaweiもここまで来たか」と感じさせる良い出来に仕上がっている感じです。今年の動向次第では、十分国内市場に食い込めるんじゃないかとか、色々感じるところもあるGS02でした。
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