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2008年04月29日

思い知らされる日本の「ケータイ」の限界

4月27日に、携帯電話関連のフリーランス集団であるK-MAXのメンバーの皆さんと一緒に、東京ミッドタウンで開催されたSamsung mobile Japan主催のクローズドパーティーに行って参りました。このクローズドイベントは、本来はソフトバンクモバイルや、携帯電話販売代理店の方向けのもののはずなのですが、何故か、ブロガーもご招待されたのです。

そこで、感じた「本音」を書いてみようと思うわけです。長文なうえに、画像が多いため、PCでの閲覧をお勧めします。

(4月29日19時半ごろ更新)
今回のクローズドイベントは、同時開催のオープンイベントである「SAMSUNG presents 北京 2008 オリンピック 聖火リレー応援イベント in 東京ミッドタウン」を間に挟んで進行しました。

このオープンイベントでは、Samsungが、オリンピックの携帯電話公式サプライヤーになってからの携帯端末の見本と、Samsung mobileが現在世界で展開している携帯電話端末が、実働状態(一部は通信も可能でした)で展示されていました。


[1998年長野オリンピック(NECからOEMのN206)]


[2000年シドニーオリンピック]


[2002年ソルトレークシティオリンピック]


[2004年アテネオリンピック]


[2006年トリノオリンピック]


[2008年北京オリンピック]

実は、この時、ステージでは、これらのオリンピック開催国のミスが勢ぞろいするって言うイベントもやっていたのです。「美人に国境は無い」と言いますが、まさしくその通りなのかな、と思ったり。


[世界のミスが勢ぞろい]

ですが、メインイベント(?)は、その横っちょにあったSamsung mobileが世界で展開している携帯電話の展示。今回は、展示してあった端末の写真を一部掲載します。


[Samsung Soul]


[Samsung G400]


[Samsung G632]


[Samsung F700]


[adidasケータイ]


[Serenataケータイ]


[アルマーニケータイ]

他にもいろいろ端末がありました。個性的な見た目の携帯もあれば、ビジネスでバリバリ使えそうなスマートフォンもありました。Symbian OS(S60)、Linux、Windows Mobileと、OSも様々でした。


それで、本題な訳ですが、今回、このイベントに参加した事によって、得た感想を、正直に書こうと思います。

日本の携帯電話は「便利」なのは間違いのない事実です。携帯電話だけで出来る事が非常に多いです。おサイフケータイはもうそれ無しでは生活できません。 使い勝手も、日本の携帯電話の方が上かもしれません。

しかしながら、「携帯電話」としての可能性は、展示されていたSamsungの携帯電話の方が遥かに広がっているように感じました。これに、海外でプレイしている端末メーカー各社の端末が加わったらどうでしょう? 悶絶死間違いないです(爆)。

ドコモは、この海外携帯電話にプンプンと漂う「可能性」にいち早く気が付いて、「オペレーターズパック」の開発に着手したのだな、と自分なりに解釈をしました。今はLiMo(Linux)優先だけど、Symbian OS(S60)向けも出る可能性濃厚と言う話も聞きますし。日本的な携帯電話だけに縛られちゃいけない、って言うのを感じてもいるのだと思います。そういう意味では、良い意味でも、悪い意味でも、「勝手」に出来るSBMにはこれまた先を見る力があったように思えます。

言葉にするには、とっても難しいのだけれど、文脈に各人の違いはあるだろうけれど、良く言われる「日本の携帯電話はダメだ」と言う言葉の意味だけは、このイベントのお陰である程度は理解できるようになったのかもしれません。

Samsung、LG、Pantechなどは、日本同様の「携帯ガラパゴス」である韓国出身のメーカーですが、日本みたいに鎖国志向じゃなかったのが、今の繁栄につながっているのかもしれません。

キャリア云々ではなく、やろうと思えば、日本のメーカーでも同じことができたんじゃないか? 絶対出来たでしょ。キャリアのせいにするのは、100%の正解じゃない。 本気でそう思います。

Samsung mobileは日本市場に根付こうと、それこそ必死だし、ドコモ向けに端末を出すLGや、au向けに端末を出すPantechも同様。今の日本メーカーには、「外」に出て、「外」にも合わせるだけのアグレッシブさが無いだけなんじゃないかとも思いました。

これが、所詮、日本の携帯電話の限界なのでしょうか...?

ともあれ、このような機会があったからこそ、たった1日だったけど、色々考えさせられました。

この機会は、自分にとって、非常に貴重な体験だったのかもしれません。




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Posted by せう at 19:30│Comments(0)Mobile Phones
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