「サービス」も「しんか」するドコモ

せう

2010年11月16日 11:11



前の記事で、端末面を中心にドコモの今冬・来春の新商品を紹介してきましたが、あまりにも長くなりすぎたので、サービス面の紹介を別記事に分けて書くことにしました。

書き終わったものをこの記事に随時掲載する感じでやっていこうと思っています。完成は... いつになるか読めません。ごめんなさいorz...

(Andoridおサイフケータイ編に少し加筆しました。iコンシェル編を追加しました。)
Android端末へのおサイフケータイ機能搭載


遂にスマートフォンにおサイフケータイが!!


au(KDDI・沖縄セルラー)のシャープ製Android端末、IS03で初めてその存在が公にされた「おサイフケータイ」機能搭載のAndorid端末。続いて新機種を発表したソフトバンクモバイル(SBM)、そして一番最後に発表したドコモからも、おサイフケータイ機能に対応したAndroid端末が展開されることになりました。

「おサイフケータイ」と言えば、元々はドコモが始めたサービス。商標も登録しましたが、他の事業者には商標を無償提供したり、様々な企業と提携しておサイフケータイが使えるお店を増やしたりと、熱心におサイフケータイ普及に努めてきた会社です。そういう自負があるのか、それともAndroidおサイフケータイ発表で一番最後に回ってしまったせいでもあるのか、「AndroidスマートフォンでiDが使えるようになる!」というアピールを積極的にしていました。


遂にiDがAndroid端末でも!!(右の写真は、8日の発表会場撮影したものです)


内覧会会場では、iDユーザー(DCMXである必要は無いし、ケータイタイプでなくてもOK)限定で、おサイフケータイ普及パートナーの1社であるコカ・コーラのジュースを10円で買えるコーナーを設置していました。DCMXやDCMX mini、便利ですよ、というアピールもかねてでしょうが。


iDユーザーはコカ・コーラのジュースが10円!! 大盤振る舞い!!


それにしても、Androidおサイフケータイのユーザーインターフェースや仕組み、キャリアを問わず一緒な様です。おそらく、おサイフケータイ用アプリはキャリアを問わず、同一のモノをダウンロードするようになるのではないか、と思われます。キャリアの垣根を越えて、本当に便利なモノが使えるようになる素地が出来る、ということですね。

もっとも、それらがAndroidマーケットに載るのか、それとも、自社マーケットに載るのかは不明ですが... 少なくとも、iDは「ドコモダケ」であるせいか、ドコモマーケットからのダウンロードになるようですが...


もっと便利になるiコンシェル。でも...


iコンシェルのメモ機能が強化!!


今度は、ケータイの話。自分も結構便利に使っているiコンシェル。今冬・来春モデルからは、メモ機能が強化されます。

iコンシェルでメモを取って、「ケータイデータお預かりサービス」でそれを預けると、そのメモの内容をセンター側で解析して、それに合致したサジェスチョンを加えてくれるようになりました。また、カメラで撮影したデータをケータイデータお預かりサービスに預けると、その文字データを解析して、その写真に合致したサジェスチョンを加えてくれる機能も追加されています。

iスケジューラーも、フルモデルチェンジして、デコメ絵文字をメモに使えるようになりました。これは、別にドコモ側の自慰的機能追加ではなく、ユーザーの声に応えての機能追加です。

ただ、このようなケータイならではの本体機能に密着したサービスは、本体を買い換えないと受けられないというのが、ある意味問題点です。ドコモは、現在iコンシェルやiチャネルをスマートフォン向けに移植していることを決算説明会等で言及しているのですが、もうちょっと早くできたのではないか、と思うのです。個人的には、おサイフケータイだけでなく、これらのようなサービスもスマホ完全移行の足かせなのですよ...
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