開業初日から、「毎日がスペシャル」な東京メトロ副都心線と、その兄弟路線ともいえる東京メトロ有楽町線。本日も、和光市駅付近にある変電所の停電のせいで、両線共にダイヤが乱れまくりでした。
個人的には、地下鉄がらみのトラブルは、車両の運行順序が変わって非常に気になるわけです。実は、そんな性格が災い(?)して、結局、開業後毎日、仕事の後、あるいは仕事前に副都心線に乗りに行くようになってしまいました(爆)。
本日は、足立区内で野暮用を済ませた後、渋谷で仕事をしつつ昼ごはんを食べたついでに、和光市まで副都心線に乗ってきました(爆)。
副都心線で、まだ東武鉄道の車両に乗ったことが無かった自分は、ちょっと待って、東武9000系を使った東武東上線直通の急行・川越市行きに乗りました。
この9000系、副都心線乗り入れに伴い、西武6000系以上に改造をしており、室内設備が副都心線・有楽町線直通用に作られた新車である50070系並みになっています。
[東武鉄道9000系(ATO/TASC搭載改造車 : 和光市駅にて)]
[富士重工(スバル)も鉄道車両を作っていたんですよ]
この急行電車は、幸い(?)な事にスムーズに4分遅れで和光市駅に到着しました。この9000系は、運転士さんが副都心線内全区間でATOを無効にして手動運転していました。自動運転よりスイスイ行くなんて...
でも、よく見るとやっぱりグダグダでした。実は、この急行の2本前に「和光市駅に先着します!!」と案内されていた各駅停車の和光市行きがいました。その先着するはずの和光市行きが有楽町線との合流・分岐点であり、西武線との接続点である小竹向原駅の手前で停車して、この急行を退避していたのです。案内とは違う順序... どうにかなりませんかね...?
和光市に到着後は、しばらく電車ウォッチ。で、また珍事が。
東武50070系使用の渋谷行きが東上線からやってきました。よく見ると、「"S"運用(東京メトロ車両を使う運用)」を掲示しています。車両の運用も乱れまくりな様です。
["S"運用を掲げてやってきた東武50070系]
この電車が到着する前後で、東武の駅員さんと東京メトロの乗務員さんが何故かあたふたしているのを見かけました。何と、東上線からやってきたこの電車は、和光市駅で運転を打ち切ると言うのです。つまり、副都心線区間は運休すると言うことです。
[急遽副都心線内運休・回送が決定した東上線からの渋谷行き]
この電車は志木寄りにある東京メトロの引き上げ線に回送されたのですが、この電車の引き上げを待つために、ホームが埋まっていまい、和光市駅直前の急な坂で有楽町線からの東京メトロ7000系(ATO/TASC未改造車)がホームの空きを待つことに...
[あとちょっとで到着なのに...]
この後も、色々と電車観察をしましたが、本当にグダグダダイヤでした...
このグダグダの原因は、考えたらキリが無いのですが、本当にどうにかしないと、「副都心線 = 使えない」のイメージが定着してしまうと思います... そのとばっちりで「有楽町線 = ダメ」と言うレッテルまで...
東京メトロと東武・西武はこの事態をどう思っているのでしょう...?